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試料の残留応力を非破壊(X線回折の原理を利用)にて測定

■残留応力測定機

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■残留応力測定機 サービス概要

●装置の概要
X線回折の原理を利用して、多結晶体材料の表層部の応力を測定します。
X線を用いた応力測定は製品の材料開発・品質評価に至るまで、幅広く利用されています。
本サービスでの測定は、非破壊・微小部・高精度・短時間での残留応力測定が実施可能です。

 

●技術的なメリット
①非破壊測定が可能
X線回折の原理を利用しているため、試料に対するダメージはほとんどありません。傷をつけたくない製品の測定、同一製品での工程毎の応力の変化の測定が可能です。

②深さ方向の測定が可能
電解研磨装置でエッチングをすることにより、深さ方向の応力分布が測定可能です。

③局部測定が可能
微小部(コリメータサイズでφ150μmまで)の測定が可能です。歪ゲージで測定できない局所でのピンポイント測定が可能です。

④ティーチング測定が可能
ティーチング機能で測定位置・測定条件をプログラミングすることにより、自動計測が可能です。多数個サンプルの測定時間を大幅に短縮できます。

⑤大型重量試料の測定が可能
試料据え置きの試料水平ゴニオメータを採用しており、最大サイズφ320mm×215mmt、重さ20kgまで対応。

⑥残留オーステナイトの定量が可能

 

●総合的なメリット

開発スピードUP・・・製品の強度検討etc

試験・試作の合理化・・・耐久性試験品の検討、製造工程の検討etc.

品質保証レベルのベースUP・・・市場回収品の強度検討etc.

 

 

■残留応力測定機 設備紹介

残留応力測定験機

微小部X線応力測定装置 AutoMATE(Rigaku製)

機種スペック
□X線管球:Cr管球
□2θ測角範囲:98°~168°
□入射コリメータ:φ150,300,500μm φ1,2,4mm
□CCD付ズーム顕微鏡:倍率×20~×135
□最大試料スペース:φ320×215mmt
□最大重量:20kg
□自動XY軸可動範囲:ストローク100mm
□自動Z軸可動範囲:ストローク40mm
□測定機構:ティーチング機能付き
□解析ソフトウェア:
・残留オーステナイト定量計算ソフト
・残留オーステナイト量マッピング表示ソフト
・応力マッピング表示ソフト



 

■残留応力測定機 用途例

1.残留応力測定
・チューブ、パイプ、フレーム、プロペラなどの溶接部。
・タービンのロータ、ハウジング、焼結材などの熱処理品。
・ディスク、シャフトなどの加工品。
・歯車、ピン、クランク軸、シャフトなどの表面処理品。

2.組織の定量的測定
・回転部分、表面塑性加工材の疲労強度推定。
・耐熱部材の異常組織検出。
・大型鍛造材、鋳鍛鋼品の欠陥性状評価。

3.使用中被害の検出
・タービンの回転部分、容器のボルト、シャフトなどの疲労。
・タービンのロータ、ホット・パーツなどの熱疲労。
・水車ランナーベーンの亀裂の伝播。
・ローラ、歯車などの接触面損傷。

 

■残留応力測定機 報告書例

 

XYZステージを使用したマッピング測定
カラーマップ表示をすることで、残留応力の分布を視覚的にご確認頂けます。

残留応力測定結果
生データからは測定結果の詳細情報を得ることが出来ます。

応力解析結果

半価幅形状の確認

応力解析結果

半価幅形状の確認

 

■残留応力測定機 Q&A

Q: どんな材質でも残留応力の測定が可能ですか?
A: いいえ。X線回折を利用して測定しますので、結晶化していない材質は測定できません。

Q: 測定範囲はどれ位ですか?
A: 最小でφ150μm、最大でφ4mmとなり、中間は4段階で切換え可能です。

Q: 測定深さはどれ位ですか?
A: 材料の密度・X線の入射角にもよりますが、おおよそ数μm~数十μmになります。

Q: 測定の精度はどれ位ですか?
A: 機械的な誤差は±20%になります。試料の材質・処理状態にもよりますが、繰り返し測定を実施すると誤差は小さくなる傾向にあります。

 

■残留応力測定機 関連項目

 

■残留応力測定機 お問合せの前に

・試料の形状、材質、処理状態(表面処理や焼入れなど)
・試料のヤング率、ポワソン比
・測定されたい場所、測定範囲、測定方向

 

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